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コラム

すなはま運動会2023開催レポート

今年も、当組合前のすなはまに声援と歓声が響き渡りました!

インドネシア人技能実習生・香川県立津田高等学校生・香川県内在住小学生による選手宣誓ではじまった「すなはま運動会2023」!秋晴れの空のもと、あたたかな日差しと心地よい海風を浴びて絶好の運動会日和でした。

まずはインドネシアのマウメレ体操でウォーミングアップ!みんなの前でお手本を見せるために、入国後講習中のインドネシア人実習生たちは講習の合間を縫って、動画を見ながら何度も練習をしていました。さらにベトナム人実習生たちにもレクチャー。そして迎えた本番、バッチリでしたよ!

からだも温まったところで、4チームに分かれて対抗戦の始まりです。

第1種目は「しっぽとり」。参加者全員が腰からしっぽを付けて、そのしっぽを奪い合います。初戦からあちらこちらで白熱したバトルが繰り広げられました。

第2種目は「玉入れ」。籠が高く、なかなか玉が入りません。と、おもいきや、緑チームが他のチームを20以上引き離す驚異の数字を叩き出し圧勝!日本ではおなじみの玉入れですが、海外の方にはとても新鮮なようで、玉を投げて籠に入れるというシンプルなルールながら大盛り上がりでした。

第3種目は「ぐるぐるタイフーン」。4人で1本の棒を持って、カラーコーンをまわり、次の4人に棒を渡すというリレー競技です。勝負のポイントは、カラーコーンを回るときに外側の人が遠心力に負けないこと、遠心力の負担を軽減するために内側の人がいかに配慮できるか、というチームワークが要、スピードだけではなく技術が求められます。身長・体重・年齢・母語のすべてがバラバラな4人が一致協力して見事なリレーを見せてくれました。

第4種目は「つなげてフラフープ」。手をつないだまま列の最後尾から前に向かってフラフープをくぐり抜け、一番前の人までフープが移動したら離れた位置にあるカラーコーンに向けて輪投げします。うまく入ればポイントです。上手にフープを次の人に渡せる人もいれば、上手にくぐれずに体をくねくねさせて頑張る人もいて、涙を流して笑うギャラリーの姿も。

第5種目は「つっかけバビューン」。靴を飛ばして、輪の中に入れば1点、遠くのカラーコーンに当たれば10点です。ここまで順調に得点を伸ばしてきた緑チームでしたが、10点の大物狙いの参加者が続出して得点を伸ばせず。。。堅実に輪の中を狙ったチームが得点を伸ばしました。

最後に、お楽しみの「宝探し」。なかなかお宝を見つけられずあちこち探し回る参加者たち。2つ目を見つけた子が見つけられない子におすそ分けしてあげる心温まるシーンも見られました。

さて、今年の優勝は・・・

チーム!!

おめでとうございます。ほとんどの種目で高得点をあげ、見事なチームワークでした。残りのチームの皆さんも大健闘です。お疲れさまでした。

このイベントは、多文化共生社会の実現を目指した活動の一環として企画した国際交流事業で、今年で4回目の開催となりました。今年は、例年と比較して参加者の外国人比率が高く、出身国は日本を除いて12か国にのぼりました。外国人比率の増加に伴い、日本語がわからない人の割合も高くなりましたが、高校生たちが”Let’s join us!! Hey! Come on!”と、競技への参加を躊躇する外国人たちをグイグイ引っ張ってくれる姿が印象的でした。

また、週明けに会社へ配属予定のベトナム人実習生は、「こんなにたくさんのゲームができるイベントは初めてです。とても楽しいです!」と素敵な笑顔を見せてくれました。入国後講習最後のいい思い出になったようです。

今年のすなはま運動会も、香川県立津田高等学校のみなさんに準備段階から当日の運営までフル稼働でご協力いただきました。高校生の皆さんにとっても、貴重な経験になったのではないかと思います。また、影日向になりながら生徒さんたちをご指導くださり、当日の進行も行っていただいた先生方にも、この場をお借りして御礼申し上げます。

また、さぬき市国際交流をあたためる会の方々にも事前の広報や当日の設営・運営に至るまで、大変なご助力をいただきました。日頃から、実習生たちと地域の皆様との交流の実践でお世話になっておりますが、改めて感謝申し上げます。

ヒューマンリング協同組合では、技能実習生や特定技能生への支援を軸として、地域の皆様と外国人との共生に向けた一助になる取り組みを続けてまいります。引き続き、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

 

出身国別参加者数一覧
日本     19
インドネシア 9
ベトナム   3
中国     1
韓国     3
台湾     3
ブラジル   2
バーレーン  6
マラウイ   1
ネパール   2
ブルネイ   1
ドイツ    1
USA     2
合計     53名 ※参加者の津田高等学校野球部(約20名)とスタッフは除く

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