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コラム

折り紙にチャレンジ

入国後講習で、技能実習生たちが折り紙にチャレンジしました。挑戦するのは、折り鶴と手裏剣です。

実際に折り紙をする前に、基本的な動作や形の日本語での言い方を学習します。「折ります」「開きます」「三角形」「四角形(正方形・長方形)」など、折り紙をするうえで必ず必要となる単語です。

これらの言葉で説明された動画を見ながら、折り鶴を折っていきます。折り鶴は折り紙の基本的なものですが、途中、日本人でも初めは難しいなと思う箇所がありますよね。実習生たちも苦戦しつつ、無事、完成させることができました!

  
真剣に動画を見ています!

次に、日本語とイラストで書かれた手順書を見ながら、手裏剣を折っていきます。「手裏剣」という言葉は知らなくても、見れば「忍者!忍者!」と、実習生たちのテンションが上がる折り紙です。こちらも、折る向きを間違えると2つのパーツがきちんと組み合わなくなってしまうので、丁寧に確認することが大切です。うまくできなくて困っている実習生をみると、やはり折る向きを間違えていました。直して、きちんと完成できました!

  
手順書通りにできるかな?

この折り紙講習は、よく取り入れている内容なのですが、マニュアルなどを見ながら、「指示されたとおりに作業する」ということが目的です。今回の講習受講メンバーはインドネシアから4名、ベトナムから1名の計5名。インドネシアにもベトナムにも折り紙を折る遊びはあるようです。ですので、講習前から折り鶴の折り方を知っている実習生もいたりします。ただ、ご存知のように、折り鶴には折り方のパターンも完成形の形もいろいろあります。中には知っているからと、動画の指示を無視して勝手に折り進める実習生もいます。会社に配属後、自分はわかっているからと思い込んで指導員の指示通りに作業をしないことは大きな問題です。この講習では、「指示されたとおりに作業する」ことの大切さを理解してもらうための一環として行っています。

ただ「言われたとおりにやりなさい」を教えるだけではつまらないので、日本文化も体験してもらいたいと折り紙を取り入れています。今回は時間がありませんでしたが、時間に余裕のあるクラスでは、折り鶴と手裏剣以外にも、奴凧やダリア、バラなどいろいろな折り紙を紹介したりチャレンジしてもらったりしています。

ヒューマンリング協同組合の入国後講習では、テキスト教材を使った座学だけではなく、なるべく日本の文化や地域の人たちとの関わりを通じて、日本語や技能実習の心構えなどを身に着けてもらいたいと考えています。せっかく日本に来てくれたのですから、たくさんの経験をして日本を好きになってもらいたいと思います。

 

できあがった折り紙に、実習生たちはとても満足そうでした。上手にできました◎♪

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