ヒューマンリング協同組合

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コラム

実習生の国際交流報告

まだまだコロナ禍が続いており、香川県の新規感染者数も連日400人前後と高止まりの状況は変わっていませんが、政府の水際対策が緩和されて、ヒューマンリング協同組合の組合員様受入れ予定の実習生も、まだ一部ではありますが入国の目途がたってきました。

入国した技能実習生は、1か月間、日本語や日本での生活についての勉強をしたのち、各会社で実習を行うことになります。技能実習生は当然、技能を習得することを目的に来日しているのですが、本組合では、実習生の休日を利用して、積極的に日本文化を経験してもらったり、日本人と交流してもらったりしています。

新型コロナウイルスの影響で、ここ2年はイベントに制約があったり企画自体が中止になってしまったりとなかなか思い通りの活動ができていないのが残念ですが、それでもいろいろな工夫を凝らして開催できたものもあります。

年末に実施された「綾川町多文化共生まちづくりサポーター養成講座」では、インドネシアからの技能実習生が、来日の動機や来日後の体験談、今後の夢などをスピーチし、最後にインドネシア紙芝居を披露しましたが、その様子が『アイパル通信2021年冬号』に掲載されました。

また、東かがわ市教育委員会発行の『学校支援活動だより ~令和3年度 総集編~』には、同じくインドネシアからの実習生が、白鳥小学校でインドネシア民話『不思議な花』の絵本の読み聞かせを行っている様子が掲載されました。

仕事以外のこうした”日本のことを知り、自国のことを日本人に知ってもらう”体験は、実習生たちにとってとてもよい刺激になるようです。異文化交流によりアイデンティティを再認識したり、日本人との何気ない会話が日本語の上達につながったりします。すると、実習に対する考え方も前向きになったり、職場でのコミュニケーションが円滑になったり、少なからず良い影響を与えることができているようです。

異国の地で生活することには、誰でもかなりの不安がつきまといます。少しでも、その不安を和らげて、最終的には日本に残りたいと思ってもらえるような、そんな実習期間にしてもらえると、とてもうれしいです。

3月24日には、香川県高松市に桜の開花宣言が出され、今年も本格的に春がやってきました。満開の桜の下で、には間に合わないかもしれませんが、あたたかい春の陽気の中で、笑顔の新しい実習生たちにお会いできることを、スタッフ一同心待ちにしています。

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