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今日の入国後講習は「方言」!これまで、日本語学習の中で少しずつ触れることはあった「方言」ですが、今回は時間をかけて、しっかり勉強しました。
技能実習生の先輩たちの経験談に、当組合で通訳をしているインドネシア人スタッフが、留学生として香川県に来て戸惑ったこと、他県にある実習受け入れ企業様とのコミュニケーションで難しいと感じた表現などを加えて、クイズなども折り込みながら楽しく充実した勉強時間になりました。
講習を前に、スタッフや日本語教師で方言の意味を確認したのですが、本当に意識しないで使っている言葉やイントネーションもあり、「え、これって方言なの!?」というリアクションもしばしば・・・。また、他県出身のスタッフではわからない言葉や、世代によって通じたり通じなかったりという言葉もあり、日本語で私たちとコミュニケーションをとってくれる外国の方たちの努力には頭が下がりました。
現在講習中の技能実習生たちは、岡山県に配属される予定です。ヒューマンリング協同組合がある香川県とは同じ瀬戸内圏であり、瀬戸大橋により生活・経済圏も共にしているエリアですが、言葉にはやはり違いがあります。組合スタッフに岡山にルーツのある者がいなかったのですが、これまでの経験と文明の利器の手を借りつつ、岡山の言葉についてもいくつか紹介することができました。
実習生たちも、これからまさに直面する方言というもう一つの「ことばの壁」を前に、メモを取るなどして真剣に聞き入っていました。
先輩実習生たちも、最初は苦労したという方言ですが、なんとかなるもので実習が終わるころには見事に地域の言葉を操っています。そこには、受け入れ企業の社員さんたちの温かい関りがあってのことだと、本当ありがたく感じます。
実習生たちが苦戦する方言については過去のブログでも触れています。
「方言」~地方の技能実習生を悩ませるもの~ https://www.human-ring.jp/column/hougen/